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先般ご紹介いたしました「パンダとめぐる西宮展」に行ってまいりました。
(※許可を得て撮影しています)
この展示会はパンダ作家大西亜由美さんが、自分で型紙から起こして製作したパンダのぬいぐるみをいろんなシチュエーションで撮った写真が展示されています。つけているエプロンや帽子、添えてある小物類も全て自作だそうで、その完成度に驚かされます。
西宮の名所を巡っているのですが、甲子園球場のグランドや室内練習場にまで潜入していたのは驚きでした。
個人的には市場で働くパンダが、つま先立ちで箱を支えている姿が、プルプル震えているのが見えるかのようで可愛かったです。
思わず頬が緩んでしまうような作品がいっぱいです。入場無料で展示会は明日(9/1)までですので、ご興味のある方は是非どうぞ。
閑話休題、本日ご紹介したいBトレインショーティーはこちらでございます。
近江鉄道 500系 旧塗装 です。
近江鉄道は私の大好きな鉄道会社の一つです。
八日市を中心に米原・近江八幡と貴生川へ路線を伸ばす会社です。
地元では「がちゃこん電車」の愛称で親しまれています。
彦根駅に車両工場を構え、現在でも車両改造が行える技術力を誇ります。
その最たるものが、先日引退した700系あかね号で、西武401系を跡形もなく改造し倒した車両でした。
今回ご紹介する500系も、そんな彦根工場で生まれた車両です。
機器類は廃車から流用したものもありますが、車体は新造とのこと。
さほど規模も大きくない彦根工場で車両を新造するまでの気概には感服です。
6編成12両が落成し、近江鉄道の主力として活躍しました。
この旧塗装は西武の赤電塗装に倣っており、近江鉄道が西武系であることを思い出させてくれます。
(西武グループの創業家堤家が滋賀県の秦荘出身とあって、滋賀県では西武資本が非常に強いです。)
なぜか懐かしさを覚えるシンプルなスタイルの車両で、意外と無国籍車両としてどんな車両とも合いそうな感じです。
1969年の登場から、40年近く働き続け、近江鉄道を象徴するような車両だと思います。
近江路を2連でどっこらどっこら走る姿を思い浮かべると、何故か日本の原風景を見るような気持ちにさせる、不思議な魅力にあふれる車両です。
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