毎度当ブログをご贔屓頂きましてありがとうございます。
緊急事態宣言が再延長されてしまいました。
私にとっても脇腹をえぐられるようなダメージなのですが、鉄道各社にとっても厳しい現実となりそうで、JR西日本は異例の秋のダイヤ改正を行い、ローカル線を中心とした大減便を決行する模様です。
そんな中、相鉄が米軍跡地に建設予定だったテーマパークを断念とのニュース。
こんなところにも色々影響が出てしまっています。
相鉄が作るテーマパーク…。ED10とかトフとかモニとか旧6000系とか相鉄の保存車達が園内を爆走するテーマパークだったらよかったのに、と夢と消えた計画を思い浮かべつつ、本日は「相鉄ちゃうんかい」というツッコミを頂きながらこちらの車両のBトレインショーティーでございます。
京浜急行電鉄 600形(3代)KEIKYU BLUE SKY TRAIN です。
京急なのに青い…。
600形は都営浅草線・京成線・北総線の乗り入れに対応しており、成田―羽田間の運用等を中心に活躍しています。
元はオールクロシート車として登場しましたが、後にロングシート化されています。
京急は知らない間に現役の運行車種が4種に絞られていたんですね。
600、1000、1500、2100の4種で、大手私鉄の中でも格段に少ないのではないでしょうか。
京成の車両や都営地下鉄の車両が入り乱れるためそういう感覚を持たなかったのですが結構意外です。
そんな入り乱れる車両の中でもひときわ目立つのがこの「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」です。
と言いつつ実車は見たことありません…。
2004年12月の羽田空港第2旅客ターミナル開業と合わせ、600形と2100形のうちそれぞれ1編成ずつが、この真っ青な塗装に改められました。
この青い車体は「羽田空港の空」と「三浦半島の海」をイメージしているそうです。
一過性のラッピングかと思いきや現在までずっと継続されており、あまつさえ黄色い京急まで登場しています。
京急と言えば西の阪急と並んでかたくなに車両のカラーを変えず、一貫して守り通しているイメージがあります。
これにはマンネリ化のリスクもありますが、戦略としてブランドイメージを確立させる効果があると思います。
阪急は、ラッピング車は存在するものの、(1例のみ800系アメリカ博塗装の例外がありますが)決して阪急マルーンの地色は変えておらず、そういう意味では徹底されていると言えます。
そこに行くと京急は赤い塗装車体にこだわりはあるものの、こういった完全に地色から変えてしまう車両や、ステンレスの地色を無塗装でさらす車両など、阪急とは違う柔軟なアプローチが見られます。
見たことが無いので断言はできませんが、この青い車両を見かければきっとテンションが上がると思うのですが、関東の方は如何でしょうか。
羽田接続という事で関西人でも比較的乗り鉄難度の易しい会社ではありますが、乗り入れが激しくて京急車両に全て出会うのはなかなか難しい…。
いつの日かコロナも終息して、この青い車体で羽田から都心へと向かえる日を待ち望みたいと思います。
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