いつも当ブログをご贔屓頂きまして、誠にありがとうございます。
本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。
名古屋鉄道 1000系 ブルーライナー です。
名鉄なのに「青」。意外な取り合わせです。
名鉄1000系は、名車7000系パノラマカーの後継車両として1988年に登場した車両です。
「パノラマSuper」の愛称で知られています。
パノラマカーの象徴である展望席も健在で、初代は運転席が階上だったのに対し、1000系では展望席を上にするという逆転の発想を用いて登場致しました。
現在でも本線系統で活躍する名鉄のフラグシップ機と言えるかと思います。
しかし、このパノラマSuperは青い…。
調べてみると、1994年から1997年まで運行されていた名鉄のラッピング列車なのだそうです。
名鉄100周年を記念して施されたラッピングだそうです。
一般公募で採用された小学生のイラストがラッピングされています。
片側には亀やイカや人魚などの海にまつわる生き物、もう片側には、サルやSLなどが描かれています。
これは、海側は南知多ビーチランドや内海フォレストパーク等にちなんだもの、山側は明治村や日本モンキーパーク等をイメージしたイラストとなっているようです。
このBトレはショーティー化されているので、サイドのイラストが省略されているはずなのですが、どうデフォルメしたのか、うまくまとまっています。
但し、印刷ではなくシール表現…、リーズナブルなBトレとしては苦渋の選択だったのでしょうが、結構厄介な代物ではありました。
ブルーライナーは1000系1編成に施されたラッピングだったのですが、揖斐線のモ770にも同じようなラッピングが施されていたそうです。
こちらはブルーライナーミニと呼ばれていたそうです。
どちらかというとミニの方がBトレにしやすかったのではないかと思うのです。余談ですが。
3年間ほどこの姿で活躍しましたが、後に通常塗装に戻されたそうです。
名鉄のコーポレートカラー、スカーレットを捨てて施された青い車体は、名鉄史における白眉的存在では無いかと思います。
今は亡きその姿を、Bトレで振り返って頂くのも悪くない趣向かと思います。
↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
ご紹介順にたどりたい方はこちらから~百々怒涛のブログ~鉄道コム
[blog:g:11696248318754550872:banner]
[rakuten:papillonbrown:10015702:detail]