毎度当ブログをご贔屓頂きましてありがとうございます。
もう7月です。知らん間に一年の半分が過ぎてしまっていました。
相変わらずBトレの撮影はコロナのせいで遅々として進まない中、とんでもないことが起こりました。
先月初頭以降に「ポンバシフィーバー」とも呼べる事変が勃発しました。
今までほとんど中古Bトレの取り扱いの無かった日本橋の「ポポンデッタ」に突如大量の組み済みBトレが入荷しました。
恐らく相当なコレクターさんが一気に放出したようで、まさにフィーバーと呼べるような現象が…。
私も少し遅れて参戦しましたが、結構食い荒らされた後だったのかもしれません。
それでも、希少なBトレや出来の良い改造モノも入手でき、ほくほくしているところへ、対抗するかのように日本橋ぽちにも相当数の中古Bトレが入荷。
こちらでもポポンデッタほどではないにせよ、結構な数のBトレがあり、こちらでもいくらか未入手Bトレをサルベージさせて頂きました。
こうして市場に出回るということは、手放しておられるコレクターさんがいらっしゃるという事で、その事自体には少々寂しさを感じますが、元のご主人様に敬意を表して、大事に預からせて頂きます。
おかげでしばらく昼食抜きを余儀なくされ、資金繰りに追われたことは皆様の想像に難くないかと思います。
本日ご紹介のBトレインショーティーは、この「ポンバシフィーバー」入手品ではございませんが、脇役にはその入手品がわずかですが登場しますので、ご堪能いただければ幸いです。小田急電鉄 3000形(2代) です。
小田急で3000形というと、ついついこっちを思い浮かべてしまいます。
2代目3000形は2002年から運用されている小田急の通勤車両です。
関西人の感想としては、ぱっと見た感じ小田急らしくなくもあり、小田急らしいところもあり…という感じです。
小田急らしくない、と感じるところは、初見のイメージがJR東日本の205系改造車を思わせるからかもしれません。
(正面デザインはこの205系の仙石線車両によく似ていると思います。)
そういうことに加えて、前後の小田急通勤車のデザインを見回しても、なんだか特異な印象があるように感じます。
逆に小田急らしいところといえば、近年見なくなっていた前面がのっぺらぼうに見えるような小田急通勤車両スタイルの再来、と思えるところでしょうか。
5000形(初代)を代表格に、昔の小田急通勤車両は、ロマンスカーの意匠を凝らしたデザインと対局をなすように、のっぺりとしたシンプルなデザインが印象的でした。
9000形、8000形、1000形とヘッドライトを前面の中央に配置した意匠が続いていましたので、この姿を見て「これぞ小田急!」という感覚があったことも事実です。
ま、一関西人の感想ですので、あまりお気になさらず…。
車体は1000形で採用されたオールステンレス車体を用いているものの、正面デザインは小田急通勤車には珍しく非貫通となっています。
正面に貫通ドアを持たないこともあってか、東京メトロ千代田線およびJR常磐緩行線への乗り入れは非対応のようです。
しかしながら、製造された両数は300両を超え、小田急の中で最大勢力を誇っています。
3000形の増備と共に、2600形、4000形(初代)、5000形、9000形といった昭和30年代から50年代初頭に製造された車両をどんどん置き換えていきました。
6~10両の編成を組み、小田急線内各所で現在も活躍中です。
ほぼ小田急全線で見ることのできる車両で、関西人の私でも見たことのある車両です。
昔のガラケーで撮った写真ですので、画像処理が遅く、こういう間延びした写真しかありませんでした…。この写真を撮影した当時は、まだBトレにはまりきる前でしたので、後々この車両のBトレを手にするのであれば、ちゃんと撮っておけばよかったと後悔しております。
また、コロナが落ち着けば出会えることを期待しております。
小田急らしくなく、また小田急らしくもある3000形(2代)。
何かとロマンスカーばかりが語られがちな小田急車両ですが、日常を彩るこういった車両もまた味わい深く感じます。
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