いつも当ブログをご贔屓頂きましてありがとうございます。
鉄道趣味以外に、私のパンダ好きは以前にお話致しましたが、世の中にはいろんなパンダ好きさんがいらっしゃいます。
その中に、パンダ好きが高じて、自作のパンダぬいぐるみをいろんなシチュエーションや場所で撮影する「大西亜由美」さんというパンダ作家さんがいらっしゃいます。
その方が、昨年に引き続き「パンダとめぐる西宮」という個展を開かれるそうです。
昨年の個展を拝見したした時も、かわいくてちょっとシュールな作品がいっぱいでしたので、今回も足を延ばして是非お邪魔したいと思っております。
入場無料との太っ腹設定ですので、お近くでパンダ好きの方にはぜひおすすめをしたいと思います。
閑話休題、本日ご紹介したいBトレインショーティーはこちらでございます。
JR貨物 EF65形直流電気機関車 1000番台 JR貨物更新色(広島) です。
電気機関車の開発史はなかなかに複雑で、ややこしいお話も多いのですが、至極簡単に述べさせていただきますと、旅客用と貨物用、各用途に合わせてそれぞれに合う機関車を開発、使用してきました。
一昔前の旅客用機関車の花形は何と言ってもEF58形で、旧型の機工を持ちながら、優れた高速牽引性能で、後発のEF61等よりも優秀な性能を誇りましたが、どんどん車齢が高くなり老朽化の波が押し寄せてきました。
一方の貨物用は、長らくEF15というデッキ付きの機関車が用いられていましたが、後継機EF60が登場すると、それに置き換えられてゆきました。
しかし、EF60は高い牽引力を誇るものの、高速運転性能には難があり、線路を同じくして走る旅客電車等の高速化についていけていない状況がありました。
EF65形がその問題を解決するべく製造され、その改良型として登場したのがEF65-1000番台です。
旅客(Passenger)と貨物(Freight)の両頭文字をとってPF型と称され、貨物・旅客兼用の万能機として重宝されました。
しかし、国鉄がJR化した際に、機関車はJRの旅客会社とJR貨物に振り分けられ、所属会社によってP/Fは大枠では使用目的も振り分けられた感じです。
その際、JR貨物に移籍したEF65-1000番台は、車齢が高くなったものから延命化を目的とした更新工事が施されました。
更新工事済み車両とそうでないものを区別するため、更新工事を施した車両には様々な塗装が施されました。
2色更新色と呼ばれるカラーリングがどちらかと言えば一般的かと思いますが、広島車両所で行われた塗装変更が今回ご紹介のBトレの配色です。
前面貫通扉の黄色が特徴的です。
現在残るPF型は全て更新工事済みとなり、区別の必要がなくなったため、どんどんと国鉄特急色へ復色していっています。
やっぱりこの国鉄色はこの車体には合うな~、と思いつつ、だんだん希少になる貨物色も気になります。
とりわけこの広島更新色は2127号機のみとなり、なかなか出会うこともままなりません。
Bトレを眺めながら、いつかどこかで広島更新色に出会える日を待ちわびると致します。
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