いつも当ブログを御贔屓いただきまして、誠にありがとうございます。
非常事態宣言が発令され、該当地域では一層の外出自粛要請という事態になってしまいました。
関西でも大きな影響を受けており、デパートやモールは軒並み休業、正直笑えない状況ではあるのですが、該当地域で不便を託っておられる方々もたくさんおられますので、敢えて軽めの話題を。
当ブログ主は、このブログのコンセプトから考えると、完全インドアで完結するので、この外出自粛時でもさぞ退屈しのぎができているであろう、と皆様からは見えているかと思います。
ところがこのコロナウイルス禍によって、当ブログは存亡の危機を迎えることになっております。
日頃、この趣味については家人からの理解が非常に薄いため、あまり大っぴらに広げて並べたり、通販やオークションなど家に物が届くタイプの購入経路を取ることができません。
つまりは当ブログでご紹介している画像の数々は、家人が家に居ない隙を狙ってストラクチャーをセッティングし撮影、そして帰宅までに撤収する、を繰り返しております。
しかし、このコロナ禍で家人の外出はめっきり減ったため、撮影が滞るという悪循環…。
外出自粛が長引くと、コレクションのストックはあるのに画像ストックが払底するという状態に陥る可能性があり、休載のやむなきに至る可能性がございます。
なんで外出が自粛されると、この超インドア趣味がこのような影響を受けるのかという、逆「風が吹けば桶屋が儲かる」システムとでも呼ぶべき不条理を、愚痴っぽく切々と訴える次第です。
もし、このブログが途中から私のもう一つの趣味、ジャイアントパンダ専門ブログに鞍替えした時は、事情をお察しいただければと思います。
本日は徐々に底が見え始めた画像集から、こちらのBトレインショーティーをご紹介させて頂きます。
国鉄 421系 交直流電車 標準色裾帯 です。
国鉄の新性能電車としては初めての3扉セミクロスシートを採用し、国鉄近郊型車両の祖となった車両グループとなります。
近郊形車両では113系が有名ですが、こちらの方が先に開発されました。
かつ、交流区間・直流区間を車両側の切り替えで走破できる交直流両用電車として、実用化第一号の車両でした。
常磐線の取手以北の交流電化区間への乗り入れ、及び山陽本線小郡(現:新山口)-下関 の直流電化区間と、鹿児島本線 門司港-久留米の交流電化区間を結ぶ列車への投入が想定されました。
常磐線は交流50Hz、鹿児島本線は交流60Hzであったため、それぞれ常磐線対応の車両を401系、鹿児島本線対応の車両を421系として開発されました。
故にこの421系は、関門海峡を越える路線に投入された車両になります。
車体は交直流対応車両の標準色 ローズピンク色を纏い、前面の窓下ライト部にクリーム色の帯を配置するデザインで登場しました。
401系と421系には外見にわずかな違いがあり、それが車体側面裾のクリーム色の帯の有無です。
この帯は「交流60Hz対応車」の証で、421系にこの帯が施されたそうです。
このBトレでは登場時を再現しており、低運転台・非冷房の姿をしております。
関門海峡を越え、九州北部エリアで活躍しました。
しばらく前にご紹介した阪急2300系「オートカー」に続いて、421系は401系と共に鉄道友の会が選定する第2回ローレル賞を受賞しております。
このBトレのような421系の低運転台車はJR化を前に全て廃車、421系自体も1996年までに全車が廃車となりました。
421系の後継車415系が現在でも九州地区で現役ですが、JR九州は415系の置き換えを目的とした821系の増備を発表しました。
いずれ来ることはわかっていましたが、また一つ国鉄型車両が消えるのはやはり寂しく感じます。
その登場時の姿のご紹介を以て、JR九州に残る現役の415系へのエールとしたいと思います。↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
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