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4月も半ば。いつの間にか桜の木も葉桜に変わってしまっていました。桜の木にしても、こんなにも見てもらえない春は初めてではないでしょうか。
時の巡り合わせによってとんでもない不運を託つことになることもありますが、また春は来る、また咲く花もあると信じて、耐えるところは耐え、今はできることをやっていこうと思っております。
先週、おちょこの裏ぐらいのとんでもなく器の小さな愚痴を言った奴の言う事か、というご批判も聞こえてきそうですが、本日も今ご紹介できるBトレインショーティーを愚直にご紹介させて頂きます。
JR貨物 EF64形 直流電気機関車 1000番台 岡山更新色 です。
一般的には「広島更新色」と言う方が通りが良いかもしれません。
EF64形の1000番台は国鉄最後の新造機関車と言われいます。
EF64形 0番台は、登坂性能に優れることから中央本線などで活躍し「山男」なんていう別称を与えられておりました。
その登坂性能をそのままに、上越線などでの運用をにらんで耐雪装備を整えたのがEF64形の1000番台となります。
JR化の際、JR貨物に引き継がれた車両の中で、電動機のコイル巻替えなどの更新工事が施された機体から「JR貨物更新色」と呼ばれる塗色が施されました。
有名なのは大宮車両所で更新工事を受けた車体に施された、青を基調とし、白い斜めストライプが印象的な大宮更新色、通称「牛乳パック」と呼ばれる塗色です。
一方広島車両所で更新を受けた機体が纏った塗色が今回ご紹介するBトレの色合いになります。
広島で塗りかえられたので「広島更新色」と呼ばれたり、岡山機関区に配置されていたので「岡山更新色」と呼ばれたりします。
Bトレ製品名が「岡山更新色」だったので、タイトルは製品名に合わせさせて頂きました。
何かと不評なJR貨物更新色の中では、落ち着いた色合いで個人的には好ましい部類に入ります。
現在ではJR貨物のEF64-1000番台は、愛知に集中配備されているそうですが、今でもこの色合いの機体が残っていたかと思います。
正面の後尾灯横にある出べそみたいな物体は、斜め下向きの作業灯だそうです。
この車両は重連でも運用することができ、夜に重連総括制御用にジャンパ栓間を連結させる必要があった場合の作業用照明だそうです。
一応そういうところもBトレで再現されいます。
なかなか関西では見る機会の少ない車両ですが、おそらくかなり最後まで生き残るであろう国鉄型電気機関車かと思いますので、いつかはこの服装を着た実物を拝ませていただきたいと思っております。↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑