いつも当ブログをご訪問を頂きましてありがとうございます。
連休突入、ですが巣ごもりの毎日です。
陽気も春を忘れたかのような暑さになり、季節感を忘れてしまいそうです。
どこにも行けない日々は大多数の皆様も同様だと思いますが、懸命に治療にあたっておられる医療従事者の方々や、巣ごもりの毎日を支えて下さる物流やインフラ関係の方々の事を思うとこのくらいのことは、と褌を締めなおしているところです。
いつか皆が笑顔で日常が戻る日を心待ちにしつつ、本日はこちらのBトレインショーティーのご紹介でございます。
JR西日本 381系 くろしお色 です。
381系は海岸線や山間部の川沿いをくねくねと走る路線のスピードアップを果たした初の「振り子電車」です。
紀勢本線は海岸沿いに敷設されている関係上、くねくねと曲がり倒している線形で、列車のスピードアップを行う事ができませんでした。
「振り子式電車」381系による特急「くろしお」の運行は、まさに381系の面目躍如、と言える働き場であった事でしょう。
そのお話は今回は他に譲るとして、このBトレインショーティーでは「くろしお」に用いられた鮮やかな塗色を再現しております。
紀勢本線の新宮―和歌山間が電化された時から、381系によるくろしお運用を続けていましたが、1989年にパノラマグリーン車を連結した「スーパーくろしお」が登場します。
1996年には高速道路輸送に対抗するために283系「オーシャンアロー」を投入すると同時に、既存の381系もリニューアル工事が施されました。
普通車のシートピッチ拡大や、グリーン車シートのの4列⇒3列化等、接客設備の改善がなされています。
その際に283系オーシャンアローに準じた塗装が施されたのがこの車両になります。
「スーパーくろしお」で導入されたパノラマグリーン車もこの塗装に改められました。
紀州路の海辺が似合いそうな美しい色合いです。
くろしおは新宮駅までの電化開始とと同じ1978年から、2015年までの長きにわたり381系での運行を行いました。
国鉄色復活、はくろしお運用ではかないませんでしたが、転出先の福知山線「北近畿」「こうのとり」として使用されていた車体は国鉄色を纏っておりました。
ちなみにくろしおと同じ時期に福知山線特急運用からも離脱してしまい、関西地区で見られる381系は消滅となってしまいました。
現在は伯備線特急「やくも」として気を吐いておりますが、こちらも置き換え車両未定ながらも2022頃の引退は決定しております。
でも、個人的には381系を眺めていると、やはり「くろしお」のイメージが非常に強いです。
天王寺駅の阪和線ホームにたたずむ姿や、乗ったら乗ったで左右へかなりのGを感じながら猛然と走っていたことが思い出されます。
このBトレを眺めていると、いろんな思い出がよぎりますが、また白浜のパンダたちに会いに行きたくなりました。
一日も早く皆さんが皆さんらしく過ごせる日々が戻ることを心より祈ります。
↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
ご紹介順にたどりたい方はこちらから~百々怒涛のブログ~鉄道コム
![ザ・ラストラン 381系くろしお [ (鉄道) ] ザ・ラストラン 381系くろしお [ (鉄道) ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1092/4562266011092.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 995 円
- 楽天で詳細を見る