ＪＲ西日本　３８１系　スーパーやくも色　Ｂトレインショーティ

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何やら今日から強い寒気が流れ込んでくるようです。

皆様も急な季節の変化には十分ご注意ください。

上野動物園のパンダ「シャンシャン」の返還が再延期になったそうです。

コロナ禍ですので、パンダそのものや、多くの付き添いスタッフの移動にやはり無理があるとの事。

コロナ以降一度も上野に見に行ってはいないので、一度くらいは会えるチャンスができたと思う反面、上野にいると他のパンダは親兄弟しかいないため、繁殖が不可能という事を考えると、繁殖ができるタイミングで、結婚相手を見つけるために返してあげる方が幸せかも、とも思うので複雑です。

本日のご紹介は、こちらの絶滅危惧種国鉄型車両の、若かりし頃の姿をかたどったＢトレインショーティーでございます。 381系スーパーやくも　Ｂトレ ＪＲ西日本　３８１系　スーパーやくも色　です。 381 「やくも」は岡山駅と出雲市駅間を走る特急列車で、山陰地区と山陽地区を直接結ぶ陰陽連絡列車です。ＪＲ東日本の１８５系が定期運用から離脱したことで、現在では国鉄時代の特急型車両で定期運用を持つ最後の列車となっております。

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381系スーパーやくも　Ｂトレ 京阪神から山陰へ行くルートは、その昔　福知山を経由するルートがメインとなっていました。このルートには急行「だいせん」が運行されていましたが、１９７２年に山陽新幹線が岡山まで延伸開業すると、京阪神からの山陰への最速アクセスルートは岡山駅を経由した伯備線のルートとなりました。 381系スーパーやくも　Ｂトレ この時に岡山駅－出雲市（益田）駅間にエル特急「やくも」が設定されました。当時伯備線は非電化だったためキハ１８１形による運行だったそうです。その後伯備線・山陰本線が１９８２年に電化されると同時に、その運用が３８１系に切り替わりました。 381系スーパーやくも　Ｂトレ３８１系は「振り子式」と呼ばれる、車体を傾斜させてカーブを高速で通過できる技術を初めて営業用車両に搭載した車両となりますが、このあたりの説明は別の機会に譲りたいと思います。このＢトレの「スーパーやくも」は１９９４年に登場しました。 381系スーパーやくも　Ｂトレ 従来の「やくも」の内、停車駅の少ない速達列車4往復が「スーパーやくも」に変更されました。その時に「スーパーやくも」用に改造された３８１系となります。紫を基調とした塗色に改められています。 381系スーパーやくも　Ｂトレ シートの交換やシート間隔の拡大など、接客設備にも改良が見られました。また、パノラマグリーン車が編成に組み込まれたことも大きな特徴です。その後「スーパーやくも」は運行される「やくも」の約半数にのぼるようになりました。 381 しかし、通常の「やくも」用３８１系にもリニューアル工事が施され、灰色地に緑と黄色の帯を巻いた姿に変更されました。

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381系スーパーやくも　Ｂトレ そして２００６年に「スーパーやくも」は「やくも」に吸収統一される形で廃止となりました。現在では内装と塗装が改められた「ゆったりやくも」編成に統一されています。ＪＲ西日本では来年から後継車両の投入を発表しており、３８１系は順次淘汰される見込みです。 381系スーパーやくも　Ｂトレ 定期運用を持つ最後の国鉄型特急車３８１系。そのスーパーだった頃の姿を、Ｂトレで今一度じっくり味わいたいと思います。