いつも当ブログをご贔屓頂きまして、誠にありがとうございます。
台風に伴う停電でご苦労なされた方々には改めてお見舞いを申し上げます。
そういった方々と比べるとたいしたことではないのかもしれませんが、個人的に大変な時期を迎えておりまして、毎日へとへとになっております。
連日搾りカスのようになって帰宅、気もそぞろにまた外出し、そんな状況なのでミスや忘れ物を連発、本当にえげつない日々です。
ブログをお休みしようかとも思ったのですが、逆にこれがあるからこのどうしようもない日々もなんとかやり過ごせていけるのかも、と思っております。
わたくしの敬愛する中島らも先生も
だれでも夢がつかめる。 才能よりもむしろ 持続する能力があればの話だが。
とおっしゃっておられましたので、たとえ週一でもとりあえず続けることに意味があるのかも、と思いながら綴らせていただきます。
本日ご紹介したいBトレインショーティーは、わたくしの逃避願望を乗せて北へと走ってくれそうなこちらの車両でございます。
485系は直流/交流50Hz/交流60Hzの3電源に対応し、長距離を走破する特急車として非常に重宝されました。
関西エリアでは、大阪と北陸富山・金沢を結ぶ特急「雷鳥」号に用いられ、大阪駅の北端にあたる11番ホームによく陣取っていました。
スーパー雷鳥は、編成内にパノラマグリーン車とラウンジカーを組み込んだハイグレード特急として1989年に登場しました。
その時にまとった専用色が今回の「スーパー雷鳥色」です。
雷鳥のトレインマークを彷彿とさせる白とブルーを基調にした色合いがなかなか良いです。
大阪と富山・和倉温泉を結び、北陸特急の花形とも呼べる車両でした。
しかし、485系も車齢が高く、後継の683系が投入されると同時に「スーパー雷鳥」は廃止となってしまいました。
その後も一般色に戻り雷鳥運用に就いておりましたが、スーパー雷鳥廃止の10年後、485系の運用終了とともに特急「サンダーバード」に統合される形で「雷鳥」の呼称もなくなってしまいました。
そのサンダーバードも、北陸新幹線の延伸により、今後の行く末は厳しいかと思います。
もスーパー雷鳥色のBトレを眺めながら、今一度北陸特急の雄として君臨していた特急「雷鳥」の栄華を思い出してみたいと思います。
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