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2/4、関東で観測史上最速の春一番が吹いたそうです。
コロナ自粛中で春まだ遠い気分ではありますが、あたたかな日が来る頃には緊急事態が解けていることを望むばかりです。
春一番と聞けば、私より上の世代の方はキャンディーズを思い浮かべるのかもしれませんが、私は「アントニオ猪木」を思い浮かべます。
閑話休題、遅々とした歩みではてなブログで進めてまいりましたBトレインショーティーのご紹介も今回で100種目を迎えました。
100種、とは言っても前面パーツの付け替えだけのものも1種とカウントしていたりしますので、純然と100種とは言えませんが、基本的には機関車や路面電車などの単行モノ以外は編成化できたものをご紹介の対象としておりました。
100種目は単なる通過点にすぎませんが、とりあえず何か変わったものをと思い、本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介したいと思います。
EB10形電気機関車 青色 です。(100種目、という事で文字を入れてみました)
本製品はオリジナルの自由形電気機関車、つまりはどこの車両、というものがないフリーランスの車両となります。
オリジナル、とは言ったものの、Bトレインショーティーで初めて世に出たオリジナルではない、という側面を持っております。
縮尺約1/150・9mmの線路幅を持つ Nゲージ が世の中に普及する前は、鉄道模型と言えば縮尺約1/80・16.5mmの線路幅を持つ16番ゲージが一般的だったそうです。
16番ゲージの実物をご覧になった事がある方も多いかと思いますが、結構な価格がします。
それに日本の住宅事情を考慮すると収納に困るという事もあり、かなり敷居の高いものでした。
そこで、模型メーカーの「カツミ」が、16番ゲージの入門用として、実在の機関車を長手方向に切り詰める「ショーティー化」を行った製品を発売します。
実在したEH10形電気機関車をショーティー化した「EB10」が世に出たのはこの時が最初かと思います。
まさにBトレの原点ともいえる車両かと思います、
自由形、と言うだけあって色んな配色のEB10が存在したそうです。
そのカツミ製EB10を16番ゲージからBトレ規格に持ってきたのがBトレのEB10形となります。
正面のお顔や側面のデザインはEH10を彷彿とさせるデザインです。
今回ご紹介させて頂くのは青色のEB10で、カツミ版16番ゲージでも発売されていた配色です。
ちなみにこのBトレの発売元もカツミとなっております。
あまりにも自由すぎるので何を合わせてよいものやら、悩ましい一品です。
配色的には近江鉄道のELっぽい感じです。
地方私鉄の箱型電機として、有蓋貨車や無蓋貨車を牽引するのが一番似合っているかな?と思います。
無所属感があふれる機体で、色んな楽しみ方が出来そうな機体です。
自由型電機EB10形を通して、Bトレの源流を感じてみたいと思います。 ↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
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