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先日、パンダを見に上野動物園に行ってきました。
シャンシャンにお別れを言いたかったのですが、観覧の抽選に外れました。
でも、他の子たちは見ることができました
双子の子パンダ、シャオシャオとレイレイにも会えました。
二人で木の上で元気にじゃれあっている姿に感動しました。
でも、普段白浜のアドベンチャーワールドで見慣れている身としては、90分並んで2分ぐらいしか見られないのはつらかったです…。
本日は、その時に降り立った上野駅を始発駅として活躍していたこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。国鉄/JR東日本 103系 エメラルドグリーン です。
エメラルドグリーンは関西では加古川線のラインカラーです。なので、関西エリアではメジャーな配色ではありません。
しかし、関東では常磐線のラインカラーとして親しまれ、非常にメジャーな配色となっています。
常磐線の取手以南の直流区間には二つの種類があり、常磐緩行線、常磐快速線に分かれています。
常磐緩行線は営団地下鉄、現東京メトロ千代田線、小田急線と直接結ばれており、相互乗り入れが行われています。
一方の常磐快速線は上野から取手までの区間を結ぶ路線で北千住と取手間で常磐緩行線と並走し、この区間の快速運用を担っています。
その中でも、取手で折り返し直流区間だけを走る「快速」と、交流電化となる藤代駅以北へ乗り入れる交直流対応電車で運行される「普通」「特別快速」「特急」に分かれます。
停車駅はほぼ同じなのに取手駅を越えるか越えないかで「快速」「普通」に分かれている…言葉の使い分けが難しい(笑)
その快速運用にも、この103系が用いられていました。
近距離普通ではなく、快速にも用いられていたのですね。
関西でも阪和線等の快速や区間快速に用いられていたケースもありますが、103系の速達運用は結構珍しいかもです。
色も常磐線のラインカラーであるエメラルドグリーンを纏っています。オリジナルの103系ではこちらも常磐線限定の姿です。
しばらくの間、常磐快速線はエメラルドグリーン一色の103系と緩行線から転属した103系1000番台に統一されていました。
15両編成での運用もあり、エメラルドグリーン一色の長い15両の103系の姿はさぞ壮観だったことでしょう。
長らく103系の天下が続いた常磐快速線ですが、老朽化による寄る年波には勝てず21世紀に入ると、E231系への置き換えが始まります。
2006年には定期運用から離脱しました。
40年近くものあいだ、常磐線の主として活躍した103系。
その美しいエメラルドグリーンの姿をBトレでもう一度思い出して頂ければと思います。
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