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GoTo、と言われてもなかなかそんな気分にはなりづらいですね。
学生さんは夏休み短縮でげんなりしているでしょうし、減らない感染者数の受け止め方もまちまちで、手放しで旅を楽しもう、という気分でもないように思います。
日帰りの府内・県内範囲くらいにとどめながら、観光地も程よく応援しようかと思っております。
早く旅行やイベントがフルスイングで楽しめる日が待ち遠しいです。
本日は、関西を出づらい環境に身を置くものが、あこがれを込めつつこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介したいと思います。
国鉄/JR東日本 185系 「EXPRESS 185」塗装 です。
185系は関東エリアに集中配備されましたので、関西ではなじみのない車両です。
でも、どこか懐かしい雰囲気が。
185系は、先に関西で登場した117系と兄弟とでもいうべき車両で、設計的に共通する部分が多くなっております。
心なしかお顔もそっくりで、関東の車両ながら関西の人にもなじみがあるフォルムとなっています。
185系、117系共に、国鉄急行型車両の153系を置きかえる目的で製造されたのですが、関東と関西の事情が異なることで、特急型車両と一般(近郊)型車両という分類となりました。
185系では有料急行電車「伊豆」(現在の踊り子号)の代替として、デッキを設け車内の居住性を重視したのに対し、117系は京阪神間おける関西私鉄の「特別料金不要の特急」による攻勢に対抗するために導入した153系「新快速」の後継車として、私鉄特急と比肩する接客設備と、通勤輸送にも適応するため乗降をスムーズに行えることを目的にデッキなし両開き戸を採用しています。
185系と言えば白地に緑色の斜めストライプが思い浮かびますが、JR化後は様々な塗色が存在しました。
この塗色は「EXPRESS 185」塗装と呼ばれています。
185系は特急車両として登場したものの、置き換え対象の153系が担っていた通勤輸送の受け持ちも考慮されていたため、普通車の座席はリクライニング機能のない「転換クロスシート」と呼ばれる117系と同じシートでした。
せっかく特急料金を払うのに…という不満があったかどうかはわかりませんが、JR化後の1995年以降にシートをリクライニング式の回転クロスシートに取り替える等のリニューアル工事を行います。
そのリニューアル工事車両に施された塗装がこの「EXPRESS185」塗装です。
新前橋電車区所属の車両に対して行われたそうで、白地に赤、グレー、黄色のブロックが配置されており、赤城山、榛名山、妙義山の「上毛三山」を表現しているそうです。
長らく高崎線系統の特急列車に用いられ、かつてはEF63の力を借りて碓氷峠も超えていたそうです。
現在では高崎線系統の特急運用を651系に譲って撤退、現在では東海道線系統のみの運用になっています。
現存する塗色もオリジナルの斜めストライプだけになってしまったかと思いますが、このEXPRESS色のBトレを眺めながら、JR東日本最後の国鉄型特急車185系が北関東を駆けていた頃を想像してみたいと思います。↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
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