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次週はこの冬一番の寒波が来るそうです。
皆さんどうぞ寒さ対策を万全にしてお過ごしくださいませ。
本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。
JR東日本 183系 あずさ色 です。
183系は国鉄型特急車のスタンダード車両で、直流電化区間に用いられる車両です。
房総特急「わかしお」「さざなみ」や信州方面の「あずさ」「そよかぜ「新雪」、北総方面の特急「あやめ」「しおさい」等に用いられました。
関東独特の形式で、関西には配置されませんでした。
関西には後に485系から交流機器を取り払った183系800番台が登場しますが、私の中では、あれはあくまでも485系です(笑)。
特急「あずさ」は中央本線を通って東京・新宿と長野県松本を結ぶ特急列車です。
・・・狩人、とか思っている人は昭和脳の持ち主認定です。
新幹線網の発達で、東京発の特急が次々と消えていく中、現在でも運行の続く息の長い特急列車です。
訪れたことがありますが、穂高連峰に臨み、焼岳の前を流れるすごく美しい川でした。
新宿から中央線で八王子、甲府、茅野、上諏訪を抜けて松本へ向かいます。
東京から信州方面へ抜ける代表的な移動手段だったのですが、中央高速等の道路網が整備されると、高速バスという対抗馬が現われ、あずさは苦境に追い込まれます。
JR化後、高速バスに対抗するため、居住性を改善したグレードアップ改造が施され、改造済み車両は、隣の車両の様な専用色を纏うことになります。
その後、長野で冬季オリンピックが開催されることになり、長野地区の115系や169系と同様に、183系にも白とブルーを基調とした塗色に改められました。
その時の塗色が今回ご紹介のあずさ色の183系です。
穂高連峰の残雪と梓川のせせらぎを想起させるような色合いは、結構いけてるのではないか?と個人的には思っています。
2002年に定期運用から離脱するまで、長きにわたり活躍しました。
E351系、E257系等の運用を経て、現在はE353系がその名跡を引き継ぎ、運用に就いています。
令和の世に残る昭和の名列車特急あずさ。
その歴史を担った あずさ色 183系の車両をBトレから思い出して頂ければと思います。
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