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本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。
JR貨物 EF81形交直流電気機関車 白帯 です。
EF81形は直流1500V、交流20000V(50Hz/60Hz)の3電源に対応した機関車です。
JRの電化区間であればどこでも走ることができる、という事になりますが、実際には保安装置の問題でそうはいかないというのが現実です。
EF81形は1968年に登場し、主に北陸や東北などの直流/交流区間をまたがって運行されるような列車に充当されました。
詳しいお話は別のEF81ご紹介の記事に譲ります。
元々は国鉄で開発製造され、国鉄型交直流機関車の決定版とも呼べる機関車だと言えるかと思います。
JR化後は北海道と四国を除くJR各社に分配されました。
JR貨物には56両が継承されました。
日本海縦貫の貨物列車や九州エリアの貨物輸送の任についていたそうです。
JR化後当初は、まだまだ客車列車の運用が多くあり、交直流機関車は非常に重宝され、JR貨物に配分された車両数は十分なものではありませんでした。
JR貨物はEF81形電気機関車を新造し、500番台、450番台として運用すると共に、国鉄から譲渡された経年機関車の延命化を図ります。
機器の更新や整備を行うことでリフレッシュを行い、継続使用に耐えうるよう長寿命化を行いました。
その更新工事をうけた車両は、他と区別するために胴体に白い帯を巻きました。
これが今回ご紹介のBトレインショーティーのモデルとなっています。
いろんな画像を見ると、白線が全周を回っているものと、側面にちょろっとだけあるものとがありますね。
このBトレは全周タイプの再現、という事になります。
前面に通風孔が残っているタイプになっていますので、かなり初期車の更新車をモデルにしているものと思われます。
現在ではEF81形は日本海縦貫貨物からは退役し、EF510形に道を譲りました。
JR西日本からも姿を消し、現在ではJR東日本と九州に配置されたJR貨物の車両のみとなりました。
JR貨物に残った車両も、今後順次EF510に置き換えられるとの事で、風前の灯といえる状況かと思います。
昭和の香りを今に届けるEF81形。
Bトレもさることながら、今一度実物のご尊顔を拝したいものです。
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