いつも当ブログを御贔屓いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログはもともとYahooブログで2017年に開始したものですが、そのYahooブログが、12月15日をもって一切のデータ閲覧ができなくなるとの事。
ブログ移行ツールというものがあり、Yahooの記事をはてなに持ってくることもできましたが、出来れば記事や写真を作り直したい、という思いからその方法を選択しませんでした。
私の駄文や未熟な写真が消えることにはあんまり何かを思うことはありませんが、Yahooに頂いた皆様からのコメントは私の宝物ですので、何とか残せないものか、と思い、過去ログについては、大半はネット上の別の場所、保存しきれなかったものは、データコピーをPCに保存させて頂きました。
Yahoo時代にご訪問を頂いた方々には改めて御礼を申し上げます。
本日は、Yahoo記事へのフェアウェルの思いを込めつつ、こちらに車両のBトレインショーティーをご紹介したいと思います。
南海電気鉄道 50000系 ラピート です。
この車両は関西の方でなくてもご存知の方も多いと思います。
独特の先頭車の形状と色合いから「鉄人28号」と呼称されることもあります。
真正面からのお顔はデフレクターと呼ばれる除煙板付きの蒸気機関車を見るようです。
南海50000系は、1994年の関西国際空港の開港と合わせて、空港特急専用車として登場しました。
同じ時期にJR西日本も空港特急「はるか」専用の281系を登場させましたが、見た目のインパクトでは南海50000系ラピートに軍配を上げたいと思います。
JR「はるか」とライバル争いをしておりましたが、現在ではどちらかというと、鉄道vsリムジンバスの争いの様相を呈しております。
現在ではインバウンド効果で、LCCを利用した海外旅行客を大阪ミナミに運ぶ役割を担っています。
車体や内装は航空機を意識したデザインとなっており、楕円形の窓が並ぶ姿は壮観です。
車内も楕円を基調とした航空機を思わせるデザインとなっており、車内外共に他の車両は一線を画した人目を惹く車両となっています。
鉄道車両としては超意欲的なデザインで、統一された編成美を誇る他に類を見ない車両だと思います。
鉄道友の会がその年最も優れた車両を選定する賞、「ブルーリボン賞」を南海電鉄で唯一受賞しております。
今後建設が予定されている「なにわ筋線(北梅田~難波間)」により、ラピートも梅田発着となると思われます。
なにわ筋線開業は2031年開業予定で、それに合わせた50000系の後継車両の開発が計画されており、南海の悲願であった梅田進出時に、この奇抜な50000系の姿を梅田で見ることは微妙かもしれません。
とはいえ、南海50000系ラピートは、現在の南海本線のフラグシップ機。
南海電鉄史に名を残す車両と言えるかと思います。↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑
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