京王電鉄　8000系　Bトレインショーティー

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本日からお盆休み、という方もいらっしゃるかと思います。

休みをもらっても緊急事態では帰省もレジャーも難しく、あまり何もできないという方も多いのではないでしょうか。

そんな時はＢトレでおうち時間を楽しんで頂くべく、お盆はほぼ通常営業の私から、こちらの車両のＢトレインショーティーをご紹介いたします。 f:id:dododotoh:20210724161032p:plain 京王電鉄　８０００系　です。 f:id:dododotoh:20210728195937j:plain 京王電鉄の京王は東京と八王子を表しており、狭義の京王線である新宿から八王子までの路線をメインとした鉄道会社です。 f:id:dododotoh:20210728195813j:plain 馬車軌間と呼ばれる1372mmの特殊なレール幅を持つ路線として有名で、創業時に都心部にネットワークを持っていた同じく馬車軌間の東京市電への乗り入れを企図していたためと言われています。 f:id:dododotoh:20210728195859j:plain のちに現在の井の頭線を運営する帝都電鉄と合併して、現在の形になりました。 f:id:dododotoh:20210728195722j:plain 井の頭線は１０６７ｍｍの狭軌でしたので、使用する車両が京王線系統と、井の頭線系統ですっぱりと別れています。 dododotoh.hatenablog.com

f:id:dododotoh:20210728200122j:plain ８０００系は１９９２年に登場し、京王線系統で現在も活躍中の車両です。 f:id:dododotoh:20210728200102j:plain 京王線系統では、京王初の２０ｍ車体を持った６０００系が旧車の置き換えと輸送力増強の担い手として幅を利かせておりました。 f:id:dododotoh:20210728195825j:plain ローレル賞受賞車５０００系、６０００系をステンレス車体化した７０００系と共に、昭和の京王線風景を構成しておりました。 f:id:dododotoh:20210728195737j:plain 平成に元号が変わった頃に、府中駅や北野駅付近の高架化の完了後のダイヤ改正で輸送力増強が可能となり、新車両投入の機運が高まったそうです。 f:id:dododotoh:20210728200038j:plain そうして登場したのがこの８０００系で、７０００系は６０００系のマイナーチェンジ車という位置づけだったため、約２０年ぶりにリニューアルされた車両という事になります。 f:id:dododotoh:20210728195922j:plain ステンレス車体ではありますが、先頭車の前面部分のみ普通鋼製となっており、アイボリーの塗装がなされています。 f:id:dododotoh:20210728200007j:plain なんだかＪＲ東海の３１３系を思わせる感じです。

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f:id:dododotoh:20210728200018j:plain 京王は車両の新陳代謝が早いのか、いつの間にか７０００系に次いで、京王線内で２番目の古株となってしまっています。 f:id:dododotoh:20210728200051j:plain １９９６年に引退した京王５０００系とほぼ同年代の、南海６０００系がまだ現役でいる関西では考えられない世代交代の早さです。 f:id:dododotoh:20210728195526j:plain 京王線用として初めてＶＶＶＦインバータ制御が採用され、省エネにも配慮されています。 f:id:dododotoh:20210728195956j:plain また、京王車両としては初めてグッドデザイン賞を受賞しています。 f:id:dododotoh:20210728195755j:plain その後の京王線用車両９０００系、５０００系（２代）共に同賞を受賞しており、８０００系はその嚆矢となっています。 f:id:dododotoh:20210728195909j:plain 都営新宿線との相互乗り入れ対象車ではなく、他形式車両との併結も考慮されていないので、当該系列の８連～１０連で、京王線系統内各地で運用されています。 f:id:dododotoh:20210728195842j:plain 京王線の主力として現在でも君臨する京王８０００系。 f:id:dododotoh:20210728195647j:plain 緩やかな「くの字」型の前面形状のグッドデザインを、Ｂトレでも味わってみたいと思います。