平素より当ブログをご贔屓下さいまして、感謝を申し上げます。
違和感商法、と呼んでいます。
何がって、ご存じの方はご存じだと思いますが「夢グループ」の通販番組。
石田社長と夢グループ専属歌手という保科有里さんの二人が出演しています。
この通販番組は、敢えてきれいに作らず、素人っぽさを前面に打ち出しています。
石田社長の微妙な方言も気になりますし、保科さんの「やすぅーい!」という言い方も素人っぽさ全開です。
ただ、この程度の違和感であれば、ジャパネットの高田社長の方言など、今までにもあり、初見というわけではありませんでした。
もう一つの違和感は、この二人の関係性を疑ってしまうところです。
もちろんそんなはずがない!という前提ではありますが、どうしても漂う「パトロンと愛人」感がもう一つの違和感の正体かと思います。
保科さんの「専属歌手」という肩書と、「やすぅぅぃ!」という甘えた口調が良い味付けになっているかと思います。
素人感に不倫感を上乗せしたダブル違和感で、いつの間にか商品をしっかり覚えてしまっています。
霊感商法ならぬ「違和感商法」。今後のトレンドになるかもしれません。
本日は、違和感なくこの鉄道会社の中心に座るこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。東武鉄道 50000系 です。
東上線系統、伊勢崎線系統どちらにも配置されている東武の新しいスタンダード車両かと思います。
厳密に言えば伊勢崎線系統で東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線への乗り入れ対応車は50050型。
東上線系統で、東京メトロ有楽町線、東急東横線への乗り入れ対応車は50070型。
同じく東上線系統でJRの「ホームライナー」の様な、着席確保型の「TJライナー」に用いられる車両は50090型、と細かく分類されています。
今回は、あまりその辺を気にせず、伊勢崎線、東上線両方の車両と共演させて頂きます。
長く8000系の天下が続いた東武の通勤車両ですが、現在においてはこの50000系列がスタンダード、と言えましょうか。
東武では初めてアルミ車体を用いた車両となっています。
以降の60000系、70000系がアルミ車体へ移行していますので、そういった意味での現代東武通勤車両のスタンダードと言っても良いかと思います。
ただでさえ営業キロ数の長い東武鉄道の車両でありながら、東京メトロを経て東急線に顔を出しますので、恐ろしく運用範囲の広い車両となっています。
ライト配置と前面デザインが、相鉄の10000系を思わせます。
東武50000系は日立製作所製のA-Trainと呼ばれる部品点数を大幅に減らした製造技術を用いて製造されているそうで、同じ技術を用いた車両が各社にあるようです。
ちなみに相鉄のA-Train採用車は20000系で、10000系ではありませんでした…。
東武鉄道は、車両のイメージカラーのつかみにくい会社です。
8000系のセイジクリーム→アイボリーに青帯、10000系、20000系、30000系のえんじ色の帯、50000系のオレンジ、60000系はブルー、そして最新鋭70000系は赤。
他社がコーポレートカラーを統一する動きを見せる中、路線ごとのカラーリングでもないかなりの独自路線を歩んでいると言えましょう。
そんな中でも、50000系の前面のオレンジ一色の配色は、結構なインパクトのある配色だと思います。
未だに頭の中が昭和な私は東武と言えば8000系。
更新前のあの近鉄8000系を思わせるライト形状の車両が纏う青帯こそが東武通勤車!だったのですが、時代は大きく変わりましたね。
東武鉄道の路線にとどまらず、関東各地へ勢力を伸ばす東武50000系。
今後も東武鉄道の通勤輸送の中核を担う車両となるかと思います。
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