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連休も終了に近づき、ひと時の竜宮城ともお別れの日が近づきました。皆様はゆっくりとできましたでしょうか。
私も10連休とはいかなかったものの、なんとか休息の日を得ることもできましたが、連休明けという玉手箱が開いてしまったころには、おじいさんになってしまっているのでしょうね。
もうひと時、令和のお祝い気分を味わいながら、本日ご紹介するBトレインショーティーはこちらです。
東京急行電鉄 1000系 です。
昭和後期の東急車両の伝統、オールステンレスとバッサリ切り落としたような正面形状(切妻と一般的に呼ばれます)を継承しています。
1986年に登場した、20m級の9000系を18mに縮めたような車両となっています。
東急東横線と営団日比谷線の相互乗り入れに用いられていた7000系(初代)を置き換える目的で製造されました。
当時の日比谷線は18m級車両しか乗り入れができなかったため、18m車両として製造されています。
現在では東急東横線は日比谷線ではなく東京メトロ副都心線との直通運転に切り替わっており、そのため、東横線の運用からは離脱しております。
今の1000系の主戦場は池上線、東急多摩川線となっているようです。
また、この東急1000系は東横線運用離脱で余剰となって以降、盛んに地方私鉄へ譲渡されています。
一畑電車、伊賀鉄道、上田電鉄、福島交通等へ譲渡実績があり各地でその姿を見ることができる車両です。
また、譲渡に際し中間車両を東急テクノシステムで先頭車化した車両は独特の非貫通前面デザインとなっており、一見すると元東急1000系とはわからない姿になっているのも面白く感じます。
大手私鉄には珍しい18m中型車である東急1000系。
これからも東急線内にとどまらず、全国各地での活躍が期待できそうな車両です。
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