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最近ちゃんと更新できなくて申し訳ございません。
忙しくて…、というのもありますが、Bトレインショーティーの新作が出なくなって久しい状況で、モチベを保つのも一苦労です。
でも、コレクションを日の目を見ずに腐らせるよりは、ちゃんと成仏させてあげたい。という思いで何とか。続けていきたいと思います。
本日はこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。東急電鉄 5080系 目黒線 です。以前ご紹介いたしました東急5050系の兄弟車両、ということになります。
5080系は東急目黒線用の車両です。目黒線。近年では相鉄との相互乗り入れでにわかに注目を集めています。日吉駅からは相鉄線に、目黒駅からは東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線と都営地下鉄三田線とつながっており、相互乗り入れしています。東横線、田園都市線に次ぐ東急の第三の路線として存在感を発揮しています。昭和の鉄道ファンには「目蒲線」といったほうが通りがよいかもしれません。
関西人のイメージからすると、こんな車両が走っていたイメージです。「トカイナカ」みたいな風情を想像していたのですが、すっかりイメージが変わってしまっているようです。目蒲線は2000年に消滅し、目黒線と多摩川線に分割されました。そうして大きく様変わりして「トカイナカ」から東横線のバイパス路線のような位置づけとなりました。神奈川から埼玉までを結ぶ一大路線になろうとは、昭和の時代に誰が想像しえたでしょうか。その目黒線の主力として活躍しているのが、この5080系です。以前の8000系、8500系は、東急の子会社、東急車輛製造のステンレス車の傑作ともいえる車両で、非常に頑健で長期にわたって東急の主力として活躍しました。しかし、頑健すぎる故、時代の進歩とともに求められる省エネを見据えた軽量化の流れに沿わなくなってきました。当時、東急車輛製造では、JR東日本の「コスト半分・重量半分・寿命半分」のコンセプトで作られた209系の製造実績がありました。ステンレス製車両は高価なため、東急5000系列は、コストダウンのために当時JRに納入していたE231系との設計の共通化が図られるようになりました。
こうして大幅に軽量化や合理化が図られて、消費電力を大きく削減することに成功しています。5080系は2003年から目蒲線分離後の目黒線に投入されました。この時点ではすでに東京メトロ・都営地下鉄の相互乗り入れは開始されていました。現在では相鉄線、都営地下鉄線、東京メトロ・埼玉高速線を駆け巡り、神奈川・埼玉にも顔を出しています。濃紺のラインを巻いた5080系に乗って、まだ行ったことのない相鉄線への乗り鉄出来る日を、Bトレを眺めながら夢想したいと思います。
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