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というわけで本日ご紹介するBトレインショーティーはこちらです。
帝都高速度交通営団 2000形 丸の内線方南町支線用 2灯 です。
2000形といえば銀座線の車両を思い浮かべるのですが、この赤い車体は存じ上げませんでした。
地下鉄線、ましてや三線軌条と呼ばれる電力供給用の三本目のレールが敷設されている丸の内線ではありえないような踏切などの背景が映り込んでご紹介しておりますが、貧弱な設備故なにとぞご容赦くださいませ。
丸の内線には方南町支線という支線が、中野坂上駅から分岐しています。
丸の内線の車両基地である中野検車区への回送線を兼ねた路線として開業し、現在でも中野坂上―方南町間の折り返し運転を基本として運用されています。
方南町支線開業時に用いられていた戦前生まれの100形を置き換える目的で、2000形が投入されました。
主戦場だった銀座線で纏ったオレンジ色?ではなく、500形に準じた赤色に白帯という塗色を纏いました。
500形にあったサインウエーブと呼ばれる中尾彬のマフラーのような「ねじねじマーク」は2000形にはつきませんでした。
このボディーにはやはり銀座線色の方が似合いますでしょうか。
当初2両編成での運用でしたが、その後3両編成化されました。
なかなか関西にいるとなじみのない車両ですが、いかにも昭和の地下鉄という感じがして懐かしみを覚えるフォルムです。
方南町支線の2000形は、丸の内線本線を走っていた500形に置き換えられる形で、1993年銀座線の車両とほぼ同時に姿を消してしまいました。
昭和の香りを運んでくれる帝都高速度交通営団 2000形。
この車両を見るとなぜか春日三球・照代師匠を思い出します、と言っても、わかっていただける方は少ないでしょうね。
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