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相模鉄道とJR東日本との相互乗り入れの開業日が11月30日と発表されました。
相互乗り入れの少ない関西圏と違い、関東においては相互乗り入れ運転は非常に盛んにおこなわれています。
関西で相互乗り入れの進まない事情の一つとして、大阪市交通局(現:大阪メトロ)の「市営モンロー主義」の存在が挙げられますが、そのお話はまた別の機会に。
相互乗り入れの盛んな関東で、取り残された感のあった相鉄ですが、湘南新宿ライン・埼京線を経て東京はおろか埼玉にも進出と、ここにきて一気に運行エリアを広げることになります。
相互直通用に整備される相鉄12000系のお顔も拝見しました。
本日ご紹介するこちらの車両にほんのちょっとだけ似ているかな?と思いつつ、Bトレインショーティーの記事に移らせて頂きます。
JR貨物 EF66形直流電気機関車 100番台 初期型 です。
明機と名高いEF66 0番台の基本性能を踏襲しつつ、種々の改良がくわえられています。
前照灯・後尾灯は中央高さ位置へ横向配置、中央のナンバープレート台座もなくなり、角ばった印象のEF66 0番台と比べ、つるんとしたお顔の印象です。
ここらあたりが鉄道マニアから「サメ」という愛称で呼ばれる所以かもしれません。
このEF66-100番台は、JRが発足して以降にJR貨物が増備しました。
国鉄型ナンバーの電気機関車をJR貨物が増備する、というのはあんまり印象になく、EF81―450番台・500番台とこのEF66-100番台くらいでしょうか。
このBトレは101号機から108号機までの初期型のタイプとなります。
後期型(109号機~133号機)との外観上の違いは、前照灯などの灯火類が前期丸形/後期角形であることと、後期型に見られる車体裾の青帯がないことでしょうか。
今も現役で鉄路を駆けていますが、関西エリアではEF210の天下で、合間に見られるややレアな機関車、という印象です。
EF210の前面デザインは、この車両を基にしたんではないの?と思えるような印象で、平成世代の機関車群の始祖ともいえるかもしれません。
EF66-0番台現役車両が27号機のみとなり、風前の灯となる中、このサメさんたちが、今後のEF66の屋号を守っていってくれるものと思います。
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